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静岡市の税理士 稲葉孝ブログ 稲葉孝の得する税務講座

静岡の税理士 稲葉孝の得する税務講座 » 稲葉孝の『週間得する税務講座』

借入金のお話し その238

 借入金を有利に行う為に作成する経営改善計画の内容とその作成の手順の話をしています。経営改善となるとどうしても経費削減という話が出てきます。
 それを受けいろいろな経費項目につきどのような削減案があるのか、という話をしています。
 
 今回は、火災保険の続きです。
 
 前回、火災保険は安い、という話をしました。
 なぜ、安いのでしょうか。

 理由は単純です。
 近所で火事があった、とか知り合いや親戚が火事にあった、ということが今までに何件ありましたか。
 あまり多くはないでしょう。
 
 実際調べてみたところ、ちょっとデータが古いですが静岡市で平成26年に起きた建物の火災はたった88件です。
 
 静岡市全体で何棟の建物があるのか知りませんが、人口70万人ですから10万棟くらいはあるのではないかと思います。
 そう考えると火事の割合は0.1%にもなりません。
 1000棟に1棟にも満たないのです。
 自動車事故に比べると、もう比較になりませんね。
 
 ただし、これを受けて気をつけなければならないことがあります。
 火災保険の一括払いです。

 なぜ、気をつけなければならないのかは次回お話しします。

借入金のお話し その237

 借入金を有利に行う為に作成する経営改善計画の内容とその作成の手順の話をしています。経営改善となるとどうしても経費削減という話が出てきます。
それを受けいろいろな経費項目につきどのような削減案があるのか、という話をしています。
 
 今回は損害保険の続きです。

 まず、火災保険。
 これは建物を持っている会社であればほとんどの会社が加入していると思います。
 理由は単純です。実際火災が起きてしまった場合の被害が甚大だから、ということ、保険料がそれほど高くないということ、です。
 
 よく、どうせ火事を出すなら全焼、なんて話を耳にします。
 これはどうも本当のようですね。
 単純に半焼だった場合、保険は半分しかでません。しかし、実際は焼け残った半分はもう使い物にはなりません。
 
 まずは、においです。煙のにおいはかなり強烈で、その後もまずとれません。少なくともにおいがなくなるまでに数年はかかるでしょう。
 
 次に構造です。残った半分に焼けた部分をつぎ足しますか、それともふさいでしまいますか。
 いずれにしても、うまくいかないことが多いのは歴然でしょう。
 
 ただし、全焼を待つのではなく、類焼とならないように、とっとと消し止めるべきなのは言うまでもありません。

借入金のお話し その236

 借入金を有利に行う為に作成する経営改善計画の内容とその作成手順の話しをしています。経営改善となるとどうしても経費削減という話しが出てきます。
それを受け色々な経費項目につきどのような削減策があるのか、という話しをしています。

 今回は、損害保険の話をしましょう。

 実は損害保険の種類はかなりたくさんあります。
 生命保険の場合は、備えておくべきは死んじゃった時のことと病気やケガで入院等をした時のこと、この2つだけです。
 これに対し損害保険はその他の損失全てですから、火災に備える、自動車事故に備える、取引先の倒産に備える、労働災害に備える、機械等の故障に備える、地震に備える、情報漏洩に備える等々、本当にたくさんの損失が対象となるため数えたらきりがありません。

 しかし、全ての損害に保険が用意されているかというとそんなことはありません。
 
 例えば、詐欺にひっかかってしまった時の損失を補てんするような保険はたぶん存在しないでしょう。

 そんな中皆さんも何らかの損害保険には加入していると思います。
 
 次回からもう少し細かい話をしていきます。

借入金のお話し その235

 借入金を有利に行う為に作成する経営改善計画の内容とその作成手順の話しをしています。経営改善となるとどうしても経費削減という話しが出てきます。
 それを受け色々な経費項目につきどのような削減策があるのか、という話しをしています。
 今回からしばらく保険に関する話をします。

 今、社会保険に加入していない会社が多い中、まずは本来であれば一人でも従業員がいれば社会保険に加入しなければならない、ということを御理解ください。
 
 実際、当事務所のお客様の中で突然会社を訪問してきた人に社会保険の調査を受け、追徴金を取られることになった会社がいくつかあります。
 社会保険庁の方も手をこまねいているわけではないようです。
 ただし、その調査結果はバラバラです。
 
 過去の分を遡ってとられた、というパターンもあれば、指導で終わったというパターンもあり、何か一律ではないように思います。
 
 ただし、間違いなく言えるのは「このまま支払わなくていいよ」と言われることは絶対にない、ということです。 

借入金のお話し その234

 借入金を有利に行う為に作成する経営改善計画の内容とその作成手順の話しをしています。

 経営改善となるとどうしても経費削減という話しが出てきます。

 それを受け色々な経費項目につきどのような削減策があるのか、という話しをしています。
 

 今回からしばらく保険に関する話をします。

 実は保険はかなり広範囲であれもこれも保険という状況ですが、あえて大きく分けると社会保険、生命保険、損害保険の3つに分けられると思います。
 
 まずは社会保険の関係ですが、こちらについては社会保険労務士の仕事の範疇になります。

 はっきり言って私は税理士で社会保険労務士ではありませんので、詳しいところ、特にどうやったら支払いを減らせるか、といった部分についてはお話しできませんのでご承知おき下さい。
 
 また、社会保険の中にも健康保険、厚生年金、児童手当拠出金、労働保険といったものがあり、会社にとっては大きな負担となっているのも事実です。

 これを受け社会保険に加入せず、個人で国民年金等を支払わせ会社負担を抑える、という会社が多いという事実もあります。

 ただし、これについては取扱いがかなり厳しくなってきていますので、次回はそのことについてお話しします。