会計事務所の苦悩
今、事務所の職員が一人病気で入院しています。
入院当初は、大体このくらいで復帰できるかも、なんて本人も楽観的に考えていたようですが・・・。
はっきり言って難病でいつ退院できるかわかりませんし、治るのかどうかもわかりません。
お客様にもご迷惑をおかけして申し訳ありません。
事務所としてはとりあえず、本人の担当を割り振りみんなでフォローしています。
自分の仕事プラスアルファになってしまっているので各人には負担を強いる状態ですから、感謝の気持ちでいっぱいです。
小売店などであれば、人が一人減ってもあまり大きな影響は出ないかもしれません。
しかし、会計事務所のように担当を分けて仕事をしている場合は、全ての会社がそれぞれ違っているわけですから、その会社の内容ややり方を理解するところから始めなければならないので大変です。
大抵の中小企業は大人数で経営しているわけではないので一人欠けても重大問題です。
かといって、一人ぐらい急に欠けても大丈夫なように余剰人員を雇っておくというほど余裕のある会社は多くはないでしょう。
病気にかかわらず、出産や結婚、単純に急な退職と、人が欠けてしまう原因は多々あります。
こうしておくという良い、という明確な解決策が無いだけに人の問題は気を遣いますね・・・。
税理士 稲葉 孝