おもてなし
7年後のオリンピック開催地が東京に決まりました。
事前の状況では福島原発の問題から安全性に不安が残る、ということでのマイナス要素が報じられており「これはダメなんじゃないか」と思っていたのですが、予想外の大差で決定しました。
その時のプレゼンで使用された言葉であるおもてなし、いやいや「お」「も」「て」「な」「し」がいろいろな場面で使われる様になっています。
「今でしょ」をおしのけて今年の流行語大賞になるかもしれませんね。
前回東京でオリンピックが開催された時私は2歳だったので全く記憶にありませんが、まさに戦後の急成長のまっただ中で会場建設はもとより新幹線などの交通網整備など、オリンピックに向けて日本が大発展を遂げる結果ももたらしました。
まさに日本にとってはオリンピック様々といったところだったのではないでしょうか。
今回のオリンピックに向けてはさすがに時代が違いますので大発展とはいかないと思いますが、少しでも経済成長につながって欲しいものだと思います。
さて、おもてなしの話に戻します。
商売の話としては、本来の「おもてなし」は店側がお客様に対して自主的に気を遣うことをいうはずです。
しかし最近はお客様が店側に対して「おもてなし」を強要しているシーンが多いように思います。
私はお客様が店を選ぶ権利を持っていると同時に店側もお客様を選ぶ権利を持っていると思います。
わがままな客、無理難題をふっかける客、クレームを言い続ける客、ルールを守らない客、お客様は神様だろうといってはばからない客、他のお客様に迷惑をかける客等々。
見ていても「どうかなあ。」と思うシーンが多々あります。
実は売る側も買う側も対等だと私は思っています。
お互い気持ちよい関係を築きたいものですね。