借入金のお話 その179
経営改善計画の内容とその作成手順の話をしています。
今回は「成功の条件」の中の経費の削減についてですが、前回、車の借り上げについて話をしたことを受け、車のリースについて話をさせて頂きます。
会社で車を使う場合は次の3つの形態があります。
1.自社で車を購入する。
2.従業員の車を使い借り上げ料を支払う。
3.リース会社からリースを受ける。
実は3番目のリースが結構有利なのです。
自分で買ったほうが金利分だけ得、という感じがしますが車両の場合、リース会社が同一車種を大量に購入するため1台当たりの金額を通常の会社が購入するよりもかなり安くおさえられるのです。
これを基にリース料が決定されるので金利を含めたとしても総支払額が実際に購入する場合よりも安くなる事も多いようです。
単純に車検時期等の管理や車に係る税金や保険等の管理や手間もかかりませんし、支払いが一定なので資金繰りも楽になります。
ぜひ、リースの検討を行ってみて下さい。
稲葉孝の『週間得する税務講座』|2013年9月30日