借入金のお話し その199
経営計画の内容とその作成手順の話しをしています。
その中に成功の条件という項目がありますが、そこの経費削減策を書いていきます。
それを受けいろいろな経費につき、どんな削減策があるのかという話をしています。
現在会社と社長との地代家賃のやりとりの税務について記載しています。
今回は会社所有の土地建物を社長が安く借りた場合どうなるのか、という話しをします。
貸した会社と借りた社長側の話がありますがまずは貸した会社側です。
例をあげます。相場が月20万円の家賃のところ社長にたった5万円で貸しているとしましょう。
この場合、会社はあくまで20万円の収入があったものとされます。
そして実際受け取ってといる5万円との差15万円については社長への給料を支払った事になるのです。
でも、それでは家賃という収入をあと15万円計上して、社長への給与をあと15万円計上する事になるので収入、経費を同時にあげるため差引ゼロではないかと思われるかもしれません。
残念ながらそうではないのです。
稲葉孝の『週間得する税務講座』|2014年6月10日