借入金のお話し その202
経営計画の内容とその作成手順の話をしています。
その中に成功の条件という項目がありますが、そこに経費の削減策を書いていきます。
それを受け、いろいろな経費につきどんな削減策があるのかという話をしています。
現在会社と社長との地代家賃のやりとりの税務について記載しています。
前回取扱いをまとめましたが、それを受けて経費削減策としてどうしたらいいのか、という話をしています。
実は答えは極めて単純です。
なるべく安く貸してもらえればいいのです。
今貸してもらう、と書きましたが貸し主は社長な訳ですから別に交渉もいらないですし抵抗を受ける事もありません。社長の心一つなのです。
前回まとめで書いたように社長が相場より安い金額で、会社に土地や建物を貸し付けたとしても、社長・会社とも税務上何の問題も受けません。
ただし会社の経営上は出るお金が少なくすむわけですから、これに越した事はありません。
極めて単純ですぐにでも実行できる経費削減策となるでしょう。
ちなみにただで貸したとしても全く問題ありません。
究極の経費削減策ですね。
稲葉孝の『週間得する税務講座』|2014年7月8日