借入金のお話 その204
経営計画の内容とその作成手順の話しをしています。
その中に成功の条件、という項目がありますがそこに経費の削減策を書いていきます。
それを受けいろいろな経費につきどんな削減策があるのか、という話しをしています。
今回は地代家賃の続きです。
土地の価値が下がっているのであれば地代はもちろん、家賃だって下がるできだ、という話しをしました。
それでは建物の方はどうでしょう。
建物は使えば使うほどいたみます。
逆に使っていない方がいたむ、なんて話しを聞きますが、いずれにしても時の経過と共に古くなっていくのは当たり前です。
それでも家賃は変わらっていないんですか。
もし、その建物がまだそんなに古くなっていないとしましょう。
今、借りている人が出ていっても家賃は変わらないかもしれません。
少なくとも上がる事はないでしょう。
しかし、もうそれなりに古くなっているとしたら、今借りている人が出ていった後は、原状回復の修繕をお金をかけてした上でなおかつ家賃は下げざるを得ないと思います。
いやらしいようですが、それを逆手にとるのです。
稲葉孝の『週間得する税務講座』|2014年7月24日