借入金のお話し その205
経営計画の内容とその作成手順の話をしています。
その中に成功の条件、という項目がありますがそこに経費の削減策を書いていきます。
それを受け色々な経費につきどんな削減策があるのか、という話をしています。
今日は地代家賃の続きです。
家屋は時の経過とともに古くなります。
もし借りている人が出ていってしまったら修繕費をかけて直した上に家賃も下げざるを得ません。
しかも次に入る人がすぐ決まるかどうかも不明で場合によっては何カ月も空いてしまうことだってあり得るのです。
そんな話をもって家賃交渉をしてみてはいかがでしょうか。
今のまま借り続けるのであれば途中で修繕する必要がありません。
どんな人が入ってくるかもわからないという危険もありません。
借り続けてくれるのが一番なはずです。
「だから次の契約の時はまけてよ。」決して言いにくい話ではないと思います。
ただし契約をしっかり確認した上で事前に話をするのは礼儀だと思います。
稲葉孝の『週間得する税務講座』|2014年7月30日