借入金のお話し その218
借入金を有利にする為に作成する経営計画の内容とその作成手順の話しをしています。
その中に成功の条件という項目がありますが、そこに経費の削減策を書いていきます。それを受けいろいろな経費につきどんな削減策があるのか、という話をしています。
今回は「修繕費」と「資産の取得」のまとめです。
何回か前に書いたとおり、実は修繕費になるか、資産の取得になるかの判断は、結構微妙なところがあります。
会社としては一括して経費として落としてしまいたいし、税務署としてはなるべく資産の取得と認定したい所でしょう。
税務調査の際もよく検討される項目です。
ここでお願いです。
修繕費とした物については、その見積書や請求書をしっかり取っておいて頂きたいのです。
特に見積り書ですね。
請求書だけですと、場合によっては「見積書通り」とか「ガレージ修理一式」等と書かれており全く判断出来ない場合が多いからです。
よろしくお願いします。
次回はこの修繕費をいかに削減するか、という話をします。
稲葉孝の『週間得する税務講座』|2014年12月2日