借入金のお話 その228
借入を有利に行う為に作成する経営改善計画の内容と作成手順の話をしています。
経営改善となるとどうしても経費削減という話が出てきます。
それを受け色々な経費項目につきどのような削減策があるのか、という話をしています。
今回は通信費の続きです。
前回は個人所有の携帯電話を社用で使用した場合の取り扱いを書きました。
今回は会社の携帯電話を個人に使用させている場合の取り扱いを書きます。
たぶんその場合は個人所有の携帯電話と会社から借り受けた携帯電話の2つを使い分けるという事になると思いますので、私用使用分がまざる、という事はないと思います。
が、やはり気を付けなければならないのはその部分です。
私用使用をしないように徹底する。という事は当然ですが合わせて請求書とは別に「どこにかけたか」が分かる書類を取り寄せ確認する必要があります。
仮に私用でかけたものがある場合はその通話料は本人に負担させるべきです。
いずれにしても固定電話の方が通話料が安くすみますのでなるべく固定電話の方を使うよう徹底するべきだと思います。
稲葉孝の『週間得する税務講座』|2015年5月19日