借入金のお話し その243
借入金を有利に行う為に作成する経営改善計画の内容とその作成の手順の話をしています。経営改善となるとどうしても経費削減という話が出てきます。
いろいろな経費についてどのような削減案があるのか考えていきましょう。
今は、損害保険の話をしています。
今回は前回の話の続きで、なぜ損害保険代理店をやっている会計事務所の方が良いのか、という話をします。
最後の理由です。それは代理店をやっている事務所の方が経営指導ができる、という事です。
代理店をやっていれば代理店報酬というものを頂けます。もちろん会計事務所としてそれを本業としているわけではないのですが、副業としてはお小遣い程度の収入はもたらすでしょう。
経営をする上では本業に付随する副業的収入に手を拡げ、少しでも売上を増やし利益の拡大を図る、という事は当然かつ重要なことだと思うのです。
会計税務のことしかしていない会計事務所はそれを放棄しているのです。
そんな会計事務所がお客様に対して経営指導ができるのでしょうか。お客様に対し事業拡大の提案ができるのでしょうか。
言うまでもないですね。
稲葉孝の『週間得する税務講座』|2016年11月10日