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借入金のお話し 第129回

 借入金にまつわるお話をしています。

 今回はリース取引の会計処理の話の続きです。

 リース取引については数年前から売買処理をする事もできます。

 それではどちらが有利なのでしょうか。ちょっと検証をしてみましょう。
 
 
 自己資本比率は下がる。
 
 自己資本比率は、資本の部の金額÷総資産 で計算します。
 リース資産とその残債が資産と負債に両方のる事になりますと資本の部の金額は全く変わりませんが、総資産の金額は膨らむので自己資本比率は下がることとなります。
 そしてこの自己資本比率は高い方が良いといわれていますので経費処理の方がよい、という事になります。
 ただし中小企業の場合借入をする際に自己資本比率がどうのこうの、と言われたという話は聞いた事がないのであまり気にしなくてもよいと思います。

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