消費税のお話し その6
消費税の増税が既定路線になってきているようですが、世の中では「その前にやるべき事があるだろう。」という意見をよく聞きます。
主に3つの主張がされているのですが、私の意見をのべさせて頂きます。
1.議員数を減らせ
確かに今の議員数を減らすことはできるように思います。今の議員数が適正なのかどうかはよく分かりません。しかし2割3割と減らしてもあまり変わらないような気がします。
また、参議院をなくせ、という声もよく耳にします。参議院は良識の府と言われていますが、仮に参議院で否決された議案であっても、結局衆議院に戻された後通ってしまいます。
それでは確かに時間と人件費の無駄使い、という気がします。
ただし議員数を減らすという事は選挙区が広がるとか、その地区の議員が減るという事になりますので小さい市町村からは代表が選出されないという事になり、いわゆる田舎に目が届かない政治になってしまうかもしれません。
あとぜひ見直してほしいのが議員年金ですね。
1期や2期やったくらいでそこそこの年金を受取れるというのは世間の常識とかなりずれていると思います。
稲葉孝の『週間得する税務講座』|2012年3月23日