借入金のお話し その191
経営計画の内容とその作成手順の話をしています。
その中に成功の条件、という項目がありますがそこに経費の削減案を書いていきます。
それを受けいろいろな経費につきどんな削減策があるのか、という話しをしています。
今回は振込手数料の削減策の続きです。
金融機関の窓口を使わずにATMで行いましょう。金融機関に行くこと自体は変わりませんが、自分で操作
するので待ち時間はありません。
自分で操作する分手間はかかりますがその手間分振込手数料が安い、という事です。
そして何より振込手数料がかからない方法は相手持ちにする、という事です。
力関係にもよりますので何も言わずに振込手数料分を差引いて支払うというと問題になる事もありますので慎重に行う必要がありまが、もし相手持ちにできれば一番です。
いずれにしても振込手数料は各金融機関によってまちまちなので金融機関によって使える手、使えない手があります。
ただし経理担当まかせにしてしまうと金額が安いという方より自分が楽、という方を選んでしまいがちなので経営者自身もよく研究してみて下さい。
稲葉孝の『週間得する税務講座』|2014年2月7日