借入金のお話 その184
経営改善計画の内容とその作成手順の話をしています。
今回は項目「成功の条件」の中の経費の削減についてです。
前回に引き続き交際費の話をします。
前回はお中元お歳暮を贈らない、ということを検討して下さい、という話をしました。
今回は贈る相手の話をします。
お中元お歳暮が効果を出すのは受け取った側が送ってもらったことに対し義理を感じた場合です。
私もいろいろなお客さんのところに顔を出すのですが、その時期になるとお中元お歳暮が高く積まれていたりするところがあります。
これをどうするのか、とたずねるとたいていのところは従業員に分けちゃう、という答えが返ってきます。
はたしてこういう場合、お中元お歳暮を贈る効果が期待できるのでしょうか。
私は提言します。
会社にお中元お歳暮を贈ってもあまり意味がない、送るなら個人に、と。
稲葉孝の『週間得する税務講座』|2013年11月19日