消費税のお話し その8
消費税が増税されようとしていますが、「その前にやるべき事があるだろう」と言われている事が3つあります。
それについて私の意見を書かせていただきます。
前々回は議員定数、前回は公務員給与の話をしました。
今回は富裕層から税金をとれ、という話についてです。
これについては半分賛成で半分反対です。
まず賛成意見から。
富裕層は収入があまり多くない人達に比べると余裕があります。
本当に全く余裕が無い人から税金をとったらこれは死活問題です。
また、例えば収入の10%を税金とするとなったとしたら年収200万円の人は20万円。年収2億円の人は2000万円という事で、200万円の100人分を2億円の人一人でまかなえてしまいます。
累進税率を用いればその効果はかなり大きいものになります。
続いて反対意見を。
格差是正、なんて言葉があります。
でも社会保障をつきつめた結果もし富裕層だろうが収入が少ない人だろうが、手取りは一緒となったらどうなるでしょうか。
誰も一生懸命働かなくなります。
向上心がなくなります。
結果、国が成り立たなくなってしまうでしょう。
やはり頑張った人はそれなりの成果を手にする事ができる世の中の方がいいと思います。
所得税制については「今のまま」ぐらいが適正だと思っています。