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静岡市の税理士 稲葉孝ブログ 稲葉孝の得する税務講座

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借入金のお話し その183

経営改善計画の内容とその作成手順の話をしています。

今回は項目「成功の条件」の中の経費の削減についてです。

前回に引き続き交際費のお話をします。

飲食接待やゴルフ接待、お中元お歳暮を送る。

そういった行為の有効性をぜひ検討して頂きたいと思います。

特にお中元お歳暮については今までの名簿を使ってそのまま送り続けているというパターンが多いように思います。

思いきって送るのをやめたとしたらどうなるかを考えてみて下さい。

実は送らなかったからといって取引額が減ってしまうという事は起きないのではないですか。

実際はどうなるのかはわからない、という事でしょうが思い切らない限りやめる事は出来ません。

一般論ですが至る所で「お中元、お歳暮をやめたけど何の影響もなかったよ」というお話を聞くんです。

逆に送らなくなった事により悪い影響が出た、というお話もあまり聞きません。

ぜひ検討してみて下さい。

借入金のお話し その182

経営改善計画の内容とその作成手順の話しをしています。

今回は項目「成功の条件」の中の経費の削減についてです。

 経費の削減の3Kといえば交通費、広告宣伝費、そして交際費です。

ここまで交通費と広告宣伝費の話をしてきましたので今回は交際費の話をします。
 
交際費は大きく飲み食い、遊びと贈答に分かれると思います。

飲み食い、遊びというと飲食接待、ゴルフ接待や旅行への招待などです。

贈答はお中元、お歳暮や訪問した時の手みやげなどです。
 
これらを節減できる一番の原因は「やらなくてはならない事」ではないからです。

  逆にいうと「やらなくてもいい事」となります。

  ただし、「やった方がいい事」ではあるのかもしれません。

  ですからぜひ見直しをして頂きたいと思うのです。

  いやらしい言い方かもしれませんが、飲食やゴルフ等は社長自身が好きだからやっているという事はありませんか。

  お中元、お歳暮も今まで送ってきたからそのまま送り続けているという事はありませんか。

借入金のお話し その181

経営改善計画の内容とその作成手順の話しをしています。

今回は「成功の条件」の中の経費の削減についてです。

その中で前回に引き続き広告宣伝費の話しをします。

 以前、営業の電話があり地元の中学が何かの県大会に出場することを受け応援広告をだしませんかという話だったので応援する気持ちで出稿しました。

その広告は結局広告代理店の営業ツールとして使われたようで、それから同じような営業の電話が相次ぎました。

「ここはいわば広告を出す所」と思われたのでしょう。

結局頼んだのか断ったのか解らないような話が続き、勝手に広告を出された上に請求をされたりして困りました。

それ以来そのようなお誘いは全て断るようにしています。

電信柱などを見ていると「ここ」とか書いてあるものを見かけます。

つまり会社の目の前の電信柱です。

全く意味がないと思います。

広告を出すとしたらなるべく厳選し、有効な広告を出すようにしてください。

借入金のお話し その180

経営改善計画の内容とその作成手順の話しをしています。

今回は「成功の条件」の中の経営の削減についてです。

 よく経営の削減の3K、という言葉を聞きます。

 削減しやすい3つの経費のことですが、交通費・広告宣伝費そして交際費です。

 前回まで交通費の話しをしましたので、今回は広告費です。

 広告宣伝費というと次のようなものがあります。

 新聞・テレビ・ラジオ等の広告、幹線道路などでよく見る看板、イベント等で作られるパンフレットに載せる広告、電信柱についている広告、ホームページに係る費用等々。

 内容的には2種類あり、1つは商品広告、もう1つは企業広告です。

 中小企業が行う宣伝広告はほとんど企業広告だと思います。

 確かにいたる所に会社の看板が立っていれば営業の際に「お宅の会社聞いた事があります。」となって話しがすすめやすくなるでしょう。

 しかし費用の額に比べたらあまり意味がありません。
 
 以前ある田舎道の電柱に1㎞以上にわたりお酒の銘柄が並んでいましたが、果たしてそんなに効果があるのか疑問を感じました。

 付き合いでどうしても出さなければならないような広告もあるかとは思いますが、売上にほとんどつながらないような広告が多いように思います。

借入金のお話 その179

 経営改善計画の内容とその作成手順の話をしています。

 今回は「成功の条件」の中の経費の削減についてですが、前回、車の借り上げについて話をしたことを受け、車のリースについて話をさせて頂きます。

 会社で車を使う場合は次の3つの形態があります。

  1.自社で車を購入する。

  2.従業員の車を使い借り上げ料を支払う。

  3.リース会社からリースを受ける。

 実は3番目のリースが結構有利なのです。

 自分で買ったほうが金利分だけ得、という感じがしますが車両の場合、リース会社が同一車種を大量に購入するため1台当たりの金額を通常の会社が購入するよりもかなり安くおさえられるのです。

 これを基にリース料が決定されるので金利を含めたとしても総支払額が実際に購入する場合よりも安くなる事も多いようです。
 
 単純に車検時期等の管理や車に係る税金や保険等の管理や手間もかかりませんし、支払いが一定なので資金繰りも楽になります。

 ぜひ、リースの検討を行ってみて下さい。