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借入金のお話し 第92回

 いかに有利に借入れの話をすすめるか、という話をしています。よく「ヒト」「モノ」「カネ」といいますが、今回は「カネ」の話の続きです。 

 前々回、売掛金が多いという話をし、前回は不良債権じゃ困ります、という話をしました。今回は回収期間の話をします。

 

 私が知っている会社で取引先が経営不振に陥り、数百万円の未収金につき、月1万円づつ回収している所があります。いったい何十年かけて回収するつもりなのでしょう。

 

 確かに1回では支払えない状態なのはわかりますし、その後しっかり毎月1万円づつ回収しているのは事実です。

 

 しかし残念ながらこれは不良債権といいきって間違いないでしょう。

 

 この例は極端だと思いますが、実際回収期間が異常に長い売掛金というものは存在します。これは決算書だけ見ても分からないのですが科目の内訳書を見ればすぐわかります。
 
 

 金融機関の目で見る限り、売掛金とはすぐお金になるものであって、もしすぐお金にはならない売掛金があったとしたらそれは不良債権と同じで資産がその分少ないという見方をされてしまうのです。

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