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静岡県静岡市葵区の稲葉・高橋税理士法人

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静岡の税理士 稲葉孝の得する税務講座 » 稲葉会計事務所からのお知らせ

真摯な気持ちで

 今までにもまして食の安全が問われています。

 ここ数年間を見ても、O-157やBSE(狂牛病)、中国の農薬混入事件等々いろいろありました。そして今年になってから、ユッケ騒動に続き原発によるセシウムが検出された牛肉や野菜等、残念ながら食の安全が脅かされているような話題に事欠きません。

 中国人などは自国の食材の安全自体を信じていないようで、お金持ちの中国人は日本の食材を取り寄せて食べている、なんて話も聞きました。その日本だって危ないものです。

 食べ物は直接体に入りますので、その安全性が強く求められるものだと思います。ですから、生産者や加工者等の皆さんにはその安全性を第一に考えていただきたいと願います。

 過去何度も自分の利益を追求することばかりに専念し、食の安全をないがしろにしたために世の中から消えざるを得なかった会社がでています。生産地や製造日の改ざんをしたり、鳥インフルエンザに感染した鶏肉を出荷しちゃったり・・・。

 私たちも何が信頼できる情報なのかをしっかり見極めなければなりません。・・・難しいですけれどね。

 食材を取り扱う業者にかかわらず、全ての事業について消費者の目が今まで以上に厳しくなっています。ひとつのウソが命取りになります。真面目に正しい事業を行うことが消費者からの信頼につながり、自己の繁栄に結びつくと思います。

8月のお知らせ

☆ 8月は、6月決算法人の申告月です。
  12月決算法人の中間申告月です。
  9・3月決算法人で前年の消費税等の年税額500万円を超える法人
  及び12月決算法人で前年消費税が60万円以上の法人の消費税の中間申告月です。
  8月決算法人の決算月です。

☆休業日
   通常月と同じです。
   事務所としてはお盆休み等はありません。
   担当のお休みにつきましては担当者より御連絡いたします。

備えあれば

 まずは、今回の大地震で被害を受けられた方にお見舞を申し上げます。また、不幸にして亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。

 本当に大きな被害でした。津波の様子などは、不謹慎ですがまるで映画を見ているようで、実際に起きていることとは思えませんでした。町だったところががれきの山となってしまい、大きなショックを受けました。
 
 地震からそこそこの日が過ぎましたが、まだまだ復興には時間がかかりそうです。
 
 しかし、これはけっして対岸の火事ではありません。

 来る来ると言われ続けてまだ来ていない「東海大地震」がそれこそいつ来るのかわかりませんし、今回の地震に誘発されて起きる可能性だってあります。静岡には浜岡原子力発電所だってあります。
 

 そう、明日は我が身なのです。自分でできることはやっておく必要があります。食べ物や水の備蓄や耐震補強、避難路の確認や家具の固定などできることはたくさんあります。今回の地震を是非教訓としたいですね。

 
 そしてこれは会社の経営にも言えることだと思います。取引先の倒産や従業員の突然の退職。社長自身だって明日を元気で迎えられる保証なんてないのです。
 
 取引先の拡散や保険の加入などできることはたくさんあります。できることから整えていきましょう。

 「備えあれば憂い無し」ですよ。     
             税理士  稲葉 孝       

☆確定申告が終わりました。
 振替納税をされている方は、所得税4月22日、消費税4月27日が振替日となっております。

 口座に振替金額が入金されているかご確認下さい。1円でも不足していると振替がされません。

 振替ができなかった場合は、振替日からでなく申告期限の3月15日(消費税は3月31日)の翌日からの延滞税を払わなければならなくなってしまいますので、御注意下さい。

 ちなみに延滞税は、3月16日から5月15日までは年4.3%です。

消費税に一考

 今回は、先の参議院議員選挙の時に大きく話題になった消費税の事にふれてみたいと思います。

 
 管さんも

 「選挙前に突然消費税のことを言い出したことが参院選の敗因だ」

 と言っていましたが、本当にそうだったとしたら国民も選挙や税金、今後の国のあり方にもっと興味を持ち、自己に責任が取れるような投票をしてほしいと思います。

 新聞の投稿欄等をみても、当時は「民主党の敗戦は国民が消費税にNOを突きつけた結果にほかならない。」というような意見が多々ありました。

 しかし実際は消費税10%を明言した自民党が票を伸ばしたのです。

 先の投稿は、これをどのように説明するのでしょうか。

 また実際に世論を調べてみると、消費税増税に賛成している人が少なくとも半分近くはいるのです。

 よく、「増税より先に無駄遣いの削減」とかいう言葉を耳にしますが、国の収入は公債分を除くと48兆円ほどしかないのに支出は91兆円です。

 支出を半分にしてやっと黒字になるのです。

 国の支出の半分が無駄遣いであれば、「まずは無駄遣いを見直せ」という意見もわかりますが、実際は無駄遣いの削減と共に増税をしないと「私たちの未来は守れない」ということになるのは明らかなのです。

 「自分の生活が少しばかり苦しくなるから」と、自分の子供達に宿題をおしつけてはいけません。

 また、政治家も目先の自分の人気を考え、言いにくいことを言わないような人にはなってほしくありません。

 私たちも「何が国にとって本当にいいことなのかを、もっとしっかり見極め、本当に国のことを考え、正しく明るく平和で豊かな日本を作り上げてくれる政治家を見極めなくてはいけませんし、そのためにももっと日本の国の財政にも目を向けていかなければいけないと思います。

何でも博士?

皆さん、こんにちは。

 
 今回はちょっとえらそうな話をさせていただきます。

 
 実は私は幼稚園に通っていた頃、「大きくなったら何になりたい?」という質問に対して、「何でも博士になりたい。」と答えていました。

 40年以上前に、どこかのテレビ局で子供達のいろいろな質問に答えていく番組があり、その答える人形が「何でも博士」と呼ばれていたと言う記憶があります。

 つまり、「何でも知っている人になりたい」ということでした。

 職業としては成り立たないでしょうが、それは子どもの時の話、見逃して下さい。

 

 そして実際にそのころから好奇心が強く、いろいろなことを知るのが楽しく、よく百科事典などを読んでいました。

 今でも、何か知らないことが出てきたり疑問があったりすると、いろいろな方法で調べています。

 ですから、たぶん普通の人に比べると少しはもの知りの方ではないかと思います。

 

 人間は全ての人が同じ時間の中で生きています。

 「こっちの人は1日が23時間だけど、あの人は30時間ある」なんてことはありません。

 しかも私は別に一生懸命いろいろなことを覚えようと日々努力しているわけではなく、ボーっとテレビを見ている、なんてことも多々あります。

 

 先に書いたとおり「調べる」といっても週に1回あるかどうかです。

 でも、週に1回でも年で50回。10年で500回です。

 かなりの部分は忘れてしまいますが、それでも「よくわからないからいいや・・・。」と流してしまう人より知識がつくと思います。

 経営者にとって必要なものの一つが好奇心だと思います。

 何がどのように経営に役に立つかわかりません。

 しかし、たった一つの何かを知っていたかいなかったかによって、大きな違いがでることもあるかもしれません。

 

 何事にも好奇心をもって、いろいろなことを吸収していくことが必要なのではないかと思います。