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借入金のお話し その188

 経営計画の内容とその作成手順の話をしています。その中に「成功の条件」という項目がありますが、現在経費の削減について記載を続けています。
 
 前回車のリースのお話をしましたが、今回は同じく車の話ですがガソリンの話をしたいと思います。

 ガソリン代は全国一律ではありません。

 安い所もあれば高い所もあります。

 出来るだけ安いところで給油するという事が一番良いのでしょうが、その為に安い所を探して走り回るというのはどう考えても本末転倒です。

 実際はいつも給油するスタンドは決まっているかと思います。

 その場合普段はつけで給油し、月末請求で支払うという方法をとっている所は多いのではないでしょうか。
 
 私が知る限りほとんどの場合1回毎の現金払いの方がまとめて支払うより安く設定されています。

 請求する手間と集金の手間、貸倒れの危険性を考えて高くなっているのではないかと思います。

 又、交渉によって現金払いと同額位まで下げてくれる所もあるようです。

 是非一度自分の会社がどのような支払いをしているかご確認ください。

借入金のお話 その187

 経営計画の内容とその作成手順の話をしています。

 その中に「成功の条件」という項目がありますが、現在経費の削減について記載を続けています。
 
 今回は前回からの車のリースの話の続きです。

 前回は車のリースにについては他のリースに比べて決して高くはならないという話をしました。

 今回は車をリースすることによる事務負担軽減の話をします。

 車についてはいろいろな経費が掛かります。

 まずは保険。

 そしてその保険を管理する必要もあります。

 リースの内容次第ですがこの保険をリースに組み込むことができます。

 しかも、リース会社は車の仕入れと同じで大量の保険に加入している訳ですから、ここでもスケールメリットが出ます。

 つまり、安く加入できるのです。

 保険料は事故をすると上がるというのが常識ですがリース車両であればリース料が上がることはありません。

 車検も同じです。

 自分のところで手配しなくてもリース会社が行ってくれます。

 支払い経費も掛かりません。

 車に係る税金も同じ。

 事故に係る経費や手間を考えても車のリースはお得だと思います。

借入金のお話し その186

 経営計画の内容とその作成手順の話しをしています。

 その中に「成功の条件」という項目がありますが、現在経費の削減について記載を続けています。
 

 今回は車輌に係る経費の事を考えてみましょう。

 大原則として自社所有としていますか。

 実は私は会社の車はリースでいいと思っています。

 単純に考えるとリース会社を使う、という事はそこにリース会社の利益がのっているわけですからその分損をするという事になります。

 確かにコピー機やパソコンシステムなどはそうかもしれません。

 たぶん買取りの方が得でしょう。

 しかし車のリースはちょっと違います。

 通常のリースはリース会社が物を買い、そこに利益をのせて貸す、という事になるのでその利益分が高くなります。

 しかし車のリースはほとんど車のリースを専門にやっている所なので仕入れる車の量が半端ではありません。

 それだけたくさん仕入れる、という事はその分安く仕入れられる、という事になり、そこに利益分をのせたとしいても決して高くはならないのです。

借入金のお話し その185

 経営計画の内容とその作成手順の話しをしています。
 
 今回は「成功の条件」の中の経費の削減についてです。

 前回は交際費の話をしましたが、今回はお中元、お歳暮を贈る相手先の話しです。

 たぶんほとんど効果を生み出さないだろうと思われるのは相手の会社宛に贈る場合です。

 前回書いたように積まれた上で従業員に配られるのが関の山です。
 
 これでは意味がありません。かといって、大きな会社の社長宛に贈っても同じ話です。

 どこだここは、となってしまうだけです。
 
 効果を生み出す送り先はこちらに対して発注をしてくれる決定権を持っている個人でしょう。
 
 例えば現場監督や、発注担当の課長、小さな会社であれば社長自らかもしれません。

 その人に対してインパクトを与えなければ意味がありません。
 
 しかも、届け先はその人の自宅です。

 個人情報なので自宅の住所を聞き出すのは難しいかもしれませんが、年賀状をお送りしますので、とか何とか言って聞き出してみましょう。

借入金のお話 その184

 経営改善計画の内容とその作成手順の話をしています。

 今回は項目「成功の条件」の中の経費の削減についてです。

 前回に引き続き交際費の話をします。

 前回はお中元お歳暮を贈らない、ということを検討して下さい、という話をしました。

 今回は贈る相手の話をします。

 お中元お歳暮が効果を出すのは受け取った側が送ってもらったことに対し義理を感じた場合です。
 
 私もいろいろなお客さんのところに顔を出すのですが、その時期になるとお中元お歳暮が高く積まれていたりするところがあります。

 これをどうするのか、とたずねるとたいていのところは従業員に分けちゃう、という答えが返ってきます。
 
 はたしてこういう場合、お中元お歳暮を贈る効果が期待できるのでしょうか。
 
 私は提言します。

 会社にお中元お歳暮を贈ってもあまり意味がない、送るなら個人に、と。